PLP1000

Point Localization in a Part

3Dロボットガイダンスシステム

概要

PLP1000 は、パーツの正確な位置決めのためにデザインされた、ロボットガイダンスシステムです。PLP1000はロボットに取り付けて使用し、ロボットのあらゆる姿勢で運用が可能です。同時提供されるアプリケーションソフトウェアを用いることで、既存セルへのパーツの登録を短時間で実現します。本システムは、3D カメラ、パーツローカライゼーションのための設定ソフトで構成されています。設定ソフトはロボットと3D カメラを簡単に統合することができます。 インタフェースも非常にシンプルで、殆どのメーカーのロボットに対応しています。3D カメラのイメージクオリティは高く、耐外乱光に優れています。キャリブレーション、ロボットとのコミュケーションの確認といった、フィールド解決のための機能を搭載しており、短期間でのシステム構築が可能です。ソフトウェアはハードウェアにプリセットされており、ロボットガイダンスのために最適化されています。

パーツピッキング

パワートレインやシャーシー向けパーツ製造において、パーツはオペレーション間において効果的な搬送が必要とされます。ロボットによるパーツの自動搬送は、ハンドリングシステムのためのスペースセービングとオペレーションコストの最小化により、コストの最適化を実現します。フレキシブルなPLP1000は、さまざまなパーツの位置決めを簡単に行うことができます。

ラックからの取り出し

ラックに保管されたプレスされたメタルパーツをハンドリングすることは、自動車製造プロセスにおいて、一般的なタスクです。ロボットを使ってこのタスクを自動化することは、伝統的な人手による方法や半自動化ハンドリングシステムに比べてコスト面で有効です。

ネジの締め・緩め

従来のセンシング技術では、ネジの高さや傾きまではわかりませんでした。PLP1000はネジのヘッドの位置と傾きを計算し、ネジ締め・緩めをロボットに教えます。

溶接・シール材塗布

ロボット溶接やシール材塗布には、正確なパーツの位置決めが必要となります。PLP1000はパーツ内の特徴を見つけ、正しい位置にガイドしてくれます。また、パーツ全体の位置と姿勢を算出し、溶接やシール材を塗布するためのロボット経路を補正することができます。

製品特長

  • ロボットハンドリングのための 3D ビジョンシステム
  • 容器やボックス内で重なり置かれたパーツの位置決め
  • 高品質なイメージを実現した 3D カメラ
  • 外乱光に対して強い
  • プリセットソフトウェアとハードウェアのコンビネーション
  • キャリブレーションとロボット コミュケーションのための統合 ツール

利点

  • PLP1000 ビジョンシステムはロボットパーツハンドリングのための コストパフォーマンスのあるデザイン
  • フィールド解決ツールは完全なアプリケーション開発のためのロボット統合をより簡単に実現
  • 正確な 3D 形状マッチングと短時間での測定のコンビネーションにより、製造時間の短縮を実現
  • 高機能 SICK3D カメラテクノロジーは工場のさまざまな環境下においても信頼性のある測定結果を実現
  • フレキシブルなパーツ位置決めはビン内のさまざまな位置において、あらゆる形状や大きさのパーツハンドリングが可能

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